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収納時はこのくらいの大きさ
収納袋が完全防水ってのは
ポイント高いです
そんなわけで、これからキャンプツーリングを始める人にもこのテントは非常にオススメなわけですが、実は重大な問題が一つあるのです。

このモデルの07年版のラインアップがSTのみになったのは前述しましたが、どうもこのポールの材質に問題があると言わざるを得ないのです。
07年の北海道ツーリングの際、相も変わらずこのテントを使っている若者を多数見かけたのですが、何と!一週間でこのテントのユーザーでポールを折ってしまっている例を3件も目撃したのです。

一週間で3件という発生率は、これはもう品質に根本的な要因があるとしか思えません。
コールマンほどの大メーカーですから、何がしかの改良を施している可能性は高いと思うのですが、問題はこのトラブルがちゃんとコールマンに伝わっているかどうか?ということなのです。
と、言うのもこのテントのユーザーは、このテントがキャンプデビューという初心者が多いため、どうも見ていると
「こんなもんなんですよね・・・」とか
「僕の扱いが悪かったんです・・・」みたいなモードになっていて
メーカーに対しての不満や苦情という方向性になっていないんですよね。まぁ若いうちってそんなもんなのかもしれません。
これがモンベルやダンロップだったらこうはいかないでしょう。
小うるさいベテランユーザー(笑)が大騒ぎして、メーカーもすぐに対処しているはずです。

そんなわけですので、今のところ現行のこのコールマンテントの耐久性については未知数なのですね。

で、そこでハタとワタクシ考えましたよ。
「そうか!DXを所有しているオレとしては、現行モデルの本体にDXのジュラルミンポールを組み合わせれば最強ってことじゃん!」と。

しかしまぁいくらなんでもテント収集が趣味ってわけでもないのでそこまで酔狂なことはまだ実行しておりません。

そんなわけで、何か致命的な破損や問題が発生しない限りオートバイツーリングにはこのテントを愛用していくと思います。

今ここで「オートバイツーリングには」と断り書きを入れたのにはワケがあります。

実はワタシ最近また新しいテントを購入してしまったんですよ・・
いやホントに僕テントの収集そのものが趣味ではないんですよ。

コールマンに満足してるのに何でまた新しいの買うんだよ?って?
え?聞いちゃいます?それ。聞いちゃうんですか?また長くなりますよ。

ただしそのテントに関して言いますと「ツーリング用品選びの迷宮」という本コーナーの趣旨から若干外れますので「番外編」として次に続けたいと思います(結局語るわけなんですが)。

07年版のコールマン
後室に大型ベンチレーションと出入り口を
追加して完成度を高めた。
色はグリーン×ブラックに変更。
横幅130cmなので
一人なら広さも充分
ネットなどで調べてみますとこのコールマン、ユーザーの声として「通気性が悪い」という意見が多々見られます。
確かにベンチレーションは小さ目のが一つあるだけなので、蒸し暑い夜などは寝苦しいのですが、そもそもフライシートをかけてしまえばどのテントでも通気性に関してそう差が出るものでもないでしょう。

しかし天下のコールマン。
この声を意識してかどうか、07年モデルには大型のベンチレーションを装備した上に、従来の出入り口とは反対側からも出入りできるような構造へとマイナーチェンジしました。

これですと、雨の心配のない日などは前後の入り口をメッシュにして開放してしまえばかなりの通気性が確保されるに違いありません。

「う〜ん・・・これでほぼ完成形じゃないかっ!クソ!一年待てばよかった」などと軽く後悔したのですが、コールマンはどういうわけかこのモデルからST一本のみの展開となりまして、DXをラインナップから外してしまいます。
元々このテントのユーザー層は、このテントの安さに惹かれて購入する層が中心だと思いますので、DXはあまり売れなかったのかもしれません。

「オレのはDXだしまぁいいや」ということと、色も07年版以降はグリーンに変更され、こちらは旧型の方が好みでしたのでそこで自分を納得させました。

オートバイツーリング用としては
全く不満のないレベルのコールマンテント
僕がテントの購入に頭を悩ませていた06年当時、コールマンのコンパクトツーリングテントにはグレードがDXとSTの二種類ありました。
違いはポールの材質のみで、それぞれDXがジュラルミン、STがグラスファイバーでそれ以外に関しては全く一緒です。

ポールの素材の違いによる恩恵は主に重量で(それ以外に決定的な差があることが後日判明しますが、それに関しては後述)、その差は600gほどです。
登山などでは600gの差はめちゃくちゃデカイのですが、まぁバイクの場合はむしろ収納サイズの方が重要ですね。価格差は大体¥3000くらいでした。

ですからバイク用で選択する場合どっちでも大差ないんですけど、僕の悩みのポイントであるところの「コールマンの所有感の無さ」みたいなものを、DXを選ぶことによって少しは埋められるんじゃないか?という非常に矮小な理由で、僕の心はこの「コールマンコンパクトツーリングテントDX」へとググーッと傾いていくのです。

悩みのポイントもくだらなければ、その解消方法も小さくて泣けてきますね。

そもそも、こういう大衆普及ブランドを選ぶことを躊躇っているくせに、逆に年に1回キャンプするかしないかなのに金にまかせて買ったモステントをこれ見よがしに張って、MSRブランドのテントを張っているキャンパーに「MSRですか。いいですね」とか言いながら「オレのテントはオリジナルのモスだぜ」と言外に匂わすような金満なオッサンの方が嫌いなので(ホントにそんなオッサンが存在するのかは不明ですが)まぁいいんですけどね。

それだったら北海道のキャンプ場で学生相手に「キミのはSTなんだ。オレのはDX」とか密かに思ってるほうが罪が無いでしょ?
え?もっとしょーもないって??ごめんなさいねぇ。

で、そんなこんなの不毛な脳内会議の末、めでたく我が家に「コールマンコンパクトツーリングテントDX」がやってきました。
価格はネットショップで¥15,000前後でした。

このテントは06年の東北ツーリングがデビューとなりました。

インプレとしましては、やっぱり前室のデカさは大変素晴らしく、物置としてだけでなく、雨の日はテントから身を乗り出しながらここで調理が出来てしまったりと便利なことこの上ありません。

「その2」でも述べましたが、サブポール1本でこのスペースを作り出しているアイデアはなかなか素晴らしく、他社がマネしないってことはもしかしたらパテントでも取ってるのかもしれません。
また収納袋は完全防水構造というのも非常にポイント高いですね。これですとテントをバッグの外に括りつけておいても安心です。
設営も簡単ですし、オートバイ用ツーリングテントとしては非常に完成度が高いと思います。

デメリットとしましては、これはもう最初から分かりきっていたことですが、ドームテントの居住性はどうしても三角テントには適いません。
壁面が全て傾斜しているので、着替えもままならないのが実情です。

それと前室が装備されていますと、これも当たり前のことですが、出入りのためにはファスナーを二回開け閉めしなければならず結構面倒くさいものです。まあそのうち慣れるでしょう。
まずは住居から テント選びの迷宮 その3