サーマレスト初体験
ああ・・幸せな寝心地だわ・・・
そうなんですよ。
このマットにキュンキュンきちゃったのはこのマクラとの連結システムだったんですよね。

それまではマクラって、着替えの入った袋とかタンクバッグにタオルを被せて・・みたいなあくまでも代替品で済ませてきたんですけど、これは快適そうです。
しかも「繋げられる」という機能がいいじゃありませんか!
これだったら気がついた時にはマクラをどこかにすっ飛ばしてしまうことがありません。この辺の気遣いがさすがモンベルです。

今のところ、快適性・軽量コンパクトさ・拡張性のどれをとっても、このモンベルの「UL.コンフォートシステムパット」シリーズはオススメのマットであることは間違いありません。

これでめでたく「マット編」は終わりです・・・ともいかないんですよ・・・

実はこの「自動膨張式のウレタンマット」には、その元祖でもあり、一つのマスターピースでもある「サーマレスト プロライト」シリーズがあるんですよ。
そして悪いことにネットを徘徊すれば「これの寝心地ときたらもう・・」というようなインプレが溢れかえってるんですよね。
それが僕のような男の物欲をチクチクと刺激せざるを得んわけです。

上で新しいモンベルのマットシリーズがオレンジ色に統一してあるのを「あざとい」と表現した理由はここにもあるのですが、長らくこのサーマレストのプロライトシリーズのイメージカラーがオレンジだったんですよね。

モンベルさんよ。これじゃあまるで「サーマレストコンプレックス」丸出しじゃあありませんか!

もうしっかりしろよ!!誇りをもてよモンベルよ!!

大体この「プロライト」シリーズはレギュラーサイズでも¥18,000くらいするんですよ(しかも収納袋は別売りときた)。

いくらなんでもマットにこの価格は高すぎます。
我が国の誇る大衆普及ブランドであるモンベル社製と、価格差がそのまま性能差になっているとも思えません。

そう!モンベルで全く引けをとらないのです!!


と・・・昨日までは言い切れたんですよ・・・

タイミングというのは恐ろしいものです。

先日とある常連さんKクンが独身時代に使っていたソロ用のキャンプ用品一式をお店に持ってきて「店長〜これもう使わないからオークションか何かに出しちゃって」と頼まれたんですよ。
元々「いいものを長く使う」主義のKクンが持ってきたキャンプ用品は、アライテントのトレックライズを始めとした「その世界の一級品」で占められていたんですけど、その中にあったんですよ・・・サーマレストが・・・

うわ〜〜〜・・初めて現物見たよ・・・

収納時を見ればモンベルと大差ないよなぁ。

出品前にちょっと広げてみるか・・・

ふむふむ。確かにクッション性は高いな。

では寝転んで・・・っと・・


え??ええ〜〜??

何コレ??何この寝心地???
いや〜〜こんなの味わっちゃうとな〜・・また僕のマットを巡る旅は・・・

マット選びの迷宮〜了
連結部のアップはこんな感じです
このマクラはこうしてマットと
ジョイントすることが出来るんですね!
バルブから空気を入れると・・・
はいもうお分かりですね。
マクラなんです。
微妙に真ん中が凹んでいるのが分かりますか?

ただのエアピローなら
それほど珍しくもないのですが・・・
広げるとこんな感じです
まずはこれをご覧ください。
この手のひらサイズのモノは
一体何でしょうか??
しかし僕がものマットに魅力を感じた部分は実は他にもあるんですよね。
前述しましたようにその「拡張性」も多いにアピールポイントなのでありました。
収納サイズは同じでも
広げた時の長さに30cmの差があります。
つまり実質的にはその分コンパクトに
なっているというわけです

収納状態の比較です。
これだけ見ると一見変わっていないようですが、
明らかに新型の方が袋にユトリがあります。
つまりそんなにキュンキュンに丸めなくても
楽に収納袋に収めることが出来るようになりました
なんだ・・・大きさはそれほど変わってないのか・・UL(ウルトラライト)なんて大げさだなぁ・・と思われるかもしれませんが・・・                 ↓の画像をご覧ください。
これで「マットを選ぶ旅」は終わりを迎えるはずでしたが、そうはいかないところが「アウトドアグッズ好き」の鬱陶しいところです(笑)。

多分中日×広島戦か何かをドームに観に行った帰りだったと記憶しております。
ナゴヤドームの向かいにあるジャスコの中のモンベルショップをぶらついていると、目にも眩しいオレンジ色の物体がズラズラとぶら下がっているのがイヤでも目に入ってきます。

「ん?なんだ??マット類が一新されてるじゃないか!?」

いつの年からかは定かではありませんが、モンベルのエアウレタンマットは大幅なモデルチェンジを果たしておりました。
改良ポイントは主にさらなる軽量・コンパクト化(ウルトラライト化)と拡張性のようです。

「う〜〜〜ん・・なんか格段に良くなってるじゃん・・しかし・・この色はいかにもあざとい(これに関しては後述)」

この時はさすがに「今使ってるのに不満があるわけじゃないしなぁ」と購入を思いとどまりましたが、勢いというのは恐ろしいものです。

登山のために装備を一新している最中、次から次へと装備を買い換えている勢いをかって僕の指は無意識のうちに「UL.コンフォートシステムパッド150」とか発注書に書いちゃってるじゃありませんか!
何ということでしょう?世にも恐ろしい病気です。

届いた荷物を前に「いや・・違うんだ・・コレはオレの指が勝手に・・」とか言いながらも、僕の手はイソイソと梱包を解いていきます。

そんな不思議な経緯で届いたモンベルの新型です。せっかくなので旧型と比較してみましょう。


コンパクトさはこの通り!
容積的には恐らく銀マットの1/4以下でしょう。
寝心地のよさは倍増じゃきかないくらいです!
90年代の半ばくらいのことですが、全国のクシタニショップでアウトドア用品を一斉に在庫し始めた時期もありまして、そのためウレタンマットというものを手にする機会には結構恵まれていました。

実際使用しているお客さんに聞いてみると誰もが口を揃えて「銀マットとは比較にならない快適な寝心地」とのことです。

とにかく軽量・コンパクトなところも魅力的でした。

2002年に北海道へ行くにあたり、装備品のコンパクト化に腐心していたことは何度か述べましたが、マットもその際にいよいよウレタンマットへ買い替えることとなりました。

取り引きしている関係で、メーカーはモンベル製で迷いは無かったのですが、マットの大きさと厚さにはそれぞれ種類がありまして、当然のことながら厚くて大きいほど寝心地はよくなり、その分コンパクトさはスポイルされてきます。

とにかくその時は「迷ったらコンパクトさを優先」するモードだったため、厚さは5cmと2,5cmの二種類の中から2,5cmを、長さは180、150、120cmの中から一番短い120cmをチョイスします。
僕の身長は165cmですので、頭の部分と膝から下の部分を不必要と割り切ってしまえば120cmで充分と判断したのでした。

とにかく最初のウレタンマット体験は快適そのものでした。

テントを設営したら、マットのバルブを開いてポイっとテントの中に放り出しておけばある程度までは勝手に中のウレタンが空気を含んでくれます。その後ダメ押しで口で空気を吹き入れれば、あらまぁ!独身時代の煎餅布団よりもフカフカなマットの出来上がりじゃ無いですか!

寝心地も申し分ありませんでした。

元々キャンプでの寝付きはいい方だったのですが、さらにグッスリと眠れるようになりました。


下部構造は上部構造を規定する マット選びの迷宮 その2