そんな弱腰・逃げ腰バリバリの態度でお受けして、いざ仕上がってみたら「あら!?素晴らしいんでないの??」

ご覧のように全体のバランスも、ラインの繋がりも不自然なところは一切ありません!!

いやーークシタニの職人さんって凄いなぁ!

お客様にも大変ご満足いただきまして、僕も自分の弱腰な接客はすっかり棚に上げて「凄いでしょ!」なんてちょっと自慢気です。

何事もあまり先入観に捉われてはいけないなぁ・・・
と大変勉強になった修理でした。


ちなみに修理価格は3万円台中盤くらいでした。

画像は感動のあまりピンボケになってしまっていて、せっかくの仕上がり具合とキュートなルックスが台無しですね・・・

スイマセン・・
全体的にサイズはデカかったのですが、一番深刻だったのはこの股上部分です。
ご覧の通り、股の辺りがダブダブに余ってしまっています。

右側の画像をご覧いただければお分かりいただけるよう、本来のファスナーがあるべき位置が7cmくらいズレてしまっています。

一般的なサイズ修正はほとんどがヒップやウエストなどの「幅」に関するものなので、これはかなり戸惑いました。
スーツの股上修正というものが初めての経験だったのです(ちなみにその後もありません・・・)。

お客様には、「どんな仕上がりになるか保証できません・・」とお伝えし、ご了承いただいた上で採寸し、工場へと出荷しました。
いやー実はお受けしたのが常連さんなので書いてしまいますが、実際この相談をお受けした時は一度遠まわしにお断りしたんですよ・・・

何せ前例が無いほどのサイズ修正でしたし、金額も張ってしまいます。
ベースモデルはもう20年近く前の製品ですので、「修理代で新しい革パンツをご購入された方が・・・」
なんて家電屋みたいなことを言ってしまったりしたのですが、実のところ僕自身にも仕上がりに自信が持てなかったというのが率直なところでした。

ウチの職人の技術は凄いけれど、さすがにあまりに大幅なサイズ修正ですと、仕上がりに必ず不自然なところが出てきてしまいます。
特にデザイン物のレザースーツですと、ラインの繋がりなどに矛盾が出てしまう可能性が高いんですね。
今回はサイズ「ツメ」だったのですが、もともとどのくらいサイズが合っていなかったかと申しますと、
この画像をご覧ください。
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