モデルによっては、このようにパーツの縫い痕が残ってしまう場合があります


バストを伸ばしますと、腕の外周寸法も変わりますので、
このように腕の付け根部分にもワリ入れします。


このスーツのように、サイドにデザインが跨っている場合でも
きちんと繋げて広げます


サイズ伸ばしの場合そのほとんどがバスト〜ウエストです。
ある程度の年齢以上の方ですと太っても腕や脚の太さはあまり変わらないものです。
その場合、画像のようにバスト〜ウエストまで革を挟んで「ワリ入れ」することでサイズをアップしていきます。



↑の画像のように、クシタニでは大抵のスーツのサイズ直しに対応しています。
全身に渡って伸ばしますとモデルによっては8万円以上かかってしまたったりしますが、大体の場合バスト〜ウエストを伸ばせば大丈夫な例が多いですね。

これですと(やはりモデルにもよりますが)¥40,000〜¥60,000といったところです。
大体革パンツ1本分ですネ。
その金額で新たに革パンツを購入するか、それともスーツを復活させるかはお客様の今後のバイクライフ次第ではありますが、新品スーツの1/5程度の価格で修理出来るということだけぜひ知っておいてくださいね〜。

画像にもありますように、伸ばしの方法はパーツの間に革のオビ(割り)を挟みます。
したがいましてリスクとしましては

*挟んだ革の部分は新品なので、そこの色だけちょっと目立ってしまう
*モデルによっては構造上どうしても元々付いていたパーツの縫い痕(針目)が露出してしまう(画像右下参照)。
*それなりの修理金額がかかってしまう

こんなところでしょうか?

しかし元々がハイクオリティなクシタニのスーツ。革のコンディションさえ良好ならばサイズの問題だけで着なくなってしまうのはもったいないですヨ。
それにこの金額で「青春時代の思い出」が蘇るならお安いものじゃあございませんか??

各モデルの正確なお見積もりもすぐ出せますので、サイズでお悩みの方はぜひお手持ちのスーツを持ってお店までお気軽に相談にいらしてくださいね〜!

え??もっと安い方法はないかって?
それ聞いちゃいます??

・・・それは・・・身体を合わせるのが一番安上がりではあるんですけど・・・ねぇ?
近年ライダーの世界は「リターンライダーの増加」が一つの目立った特徴です。
80〜90年代の空前のバイクブームの頃に青春時代を送った「かつての若者たち」が、40〜50代となり、生活もある程度落ち着き、「もう一度バイクに乗ってみたい」と戻ってきてくれているわけですね。

同年代としては嬉しい限りなのであります。

で、大体皆さん一度バイクは降りてしまったけれど、ツナギやブーツは押入れにしまったままだったな〜と昔の装備を引っ張り出してきます。

おお〜あったあった!そうそうこのKマークのツナギ憧れだったよなぁ。当時物凄〜〜〜っく無理して買ったものだよ。
こいつのお陰で一ヶ月カップラーメンの生活が続いたっけ??

と・・ひとしきり青春時代の思い出で涙に咽んだところで、「よしもう一回着てみよう!」とスーツに袖を通してみます・・・

で、「あれ??あれれれ??・・・ファスナー閉まらんがやぁ〜〜」と、先ほどまでのセピア色の思い出も吹き飛ぶ厳しい現実に直面します。

それはそうです。当時はバイク乗りの中心層は若年層でしたので、スーツを造るのも10代〜20代の若者が大多数でした。
統計によりますと、二十歳の男性の一日の基礎代謝量は一日2400キロカロリーだそうです。
つまり一日中何もせずに寝ていても2400キロカロリー消費してしまうのです。ですからこの年代の男性は2400キロカロリーの食料を摂取しても、コンビニにタバコを買いに行っただけでもう消費カロリーの方が上回り痩せていってしまうわけですね。

お分かりですね?

要するに今のリターンライダーの中心層の方が所有している昔のツナギというのは、「人生で一番痩せていた時期」に製作されたものがほとんどなわけです。
40代になってそのまま着られる人の方が希少なのですよ。
嘆くことはありません。

そしてそのツナギを着ることを諦めてしまうのも早過ぎます。
キチンと手入れされ、尚且つ保管方法が適切であったクシタニのスーツならば、サイズ修正を施すことでまだまだ現役で活躍してくれるのです。

奥さんにそのツナギを捨てられてしまう前に、クシタニショップへGO!なのであります!!
ツナギのサイズが合わなくても諦めない!